こんにちは、おたけです。
品川近視クリニック名古屋院でICL手術を受けるために適応検査を受けました。
ICLやレーシックを検討している方に役立つと嬉しいです。
- 検査の流れ
- 検査を受けた感想
また、適応検査の予約手順については下記をご参考ください。
検査の流れについて
検査内容 | 所要時間 |
受付 | 15分 |
適応検査 | 45分 |
検査結果の説明・ICL手術についての説明 | 50分 |
医師の検査 | 10分 |
次回の予約等 | 10分 |
待合時間を含めると2時間半程度かかりました
受付 15分
受付スタッフから問診票の記入をお願いされます。
問診票は4枚に及ぶため記載に10分程度かかりました。
問診票を提出すると、受付スタッフから下記の提示を求められました。
- 住所がわかるもの(健康保険証や運転免許証等)
- 使用しているコンタクトの度数がわかるもの(コンタクトのケース)
- 割引チケット(あれば)
※割引チケットは有効期限がありますので使用される方はご注意ください。
受付が終了すると、待合室備え付けのロッカーに荷物を預け名前が呼ばれるまで待機します。
適応検査 45分
看護師さんに検査室へ誘導されます。
検査室ではいくつかの精密機器を用いて目の状態を調べてもらいます。
まず、下記の検査を受けました(漏れがあったら申し訳ないです)。
- 角膜の細胞数(細胞数が少ないとICL手術が適応不可になる)
- 目の大きさ(眼内コンタクトレンズが入るかどうか)
- 屈折と眼圧の測定(気球にピントを合わせるものと目に風を当てられるもの)
- 角膜の表面
- 角膜のざらつき
いずれの検査も痛み等なく、スムーズに終わりました。
眼圧を図るために目に風を当てる機器は苦手ですね。笑
その後、視力検査を受けます。
裸眼の視力検査から始まり、視力検査用の眼鏡を用いた検査を行い近視と乱視の確認が行われます。
参考までに僕の視力検査の結果は以下の通りでした。
裸眼 | 左0.03 右0.02 |
コンタクト | 両目0.8 |
メガネ | 両目0.9 |
ICLを入れた場合…(仮) | 両目1.5 |
改めて、自分の目の悪さにショックを受けました。泣
でも、ICL手術を受ける方のなかでは平均値程度の近視だそうです。
乱視は両目共に0.5ずつあるようですが、微弱であるため矯正は不要であるようです。
また、視力矯正手術を受ける方の7割がICLを選ぶという話を聞きました。
- レーシックはICLと比べ見え方の質が落ちてしまう
- 視力矯正手術を考える人は強度近視の方が多いため、角膜をたくさん削るレーシックは適用外であることが多い
とのことです。
続けて、暗所での検査に移ります。
暗所の検査室では下記検査を行いました。
- 黒目の大きさ
- 屈折と眼圧(気球にピントを合わせるものと目に風を当てられるもの)
- 網膜写真の撮影
いずれの検査も痛み等ありません。
これにて、看護師Sさんが検査結果を印刷するため、一度待合室に戻ります。
散瞳目薬の点眼 数秒
待合室で10分程度待機していたところ、検査結果を印刷した看護師さんに呼ばれ検査室手前にある半個室のテーブル席へ案内されました。
ここでICL手術に対する説明を受けるのですが、その前に散瞳目薬の点眼が行われます。
眼底を検査するためには、瞳孔を大きく開き目の奥の広い範囲を調べる必要があるとのことです
効果が現れるのに30分程度かかるとのことで、検査結果の説明前に点眼されました。
瞳孔を開くため、
- 一時的に視界がぼやける(特に手元が霞んでみえました)
- 光に眩しくなる
といった影響があります。
検査結果の説明とICL手術の説明 50分
散瞳目薬の点眼を終えると、検査結果の説明に移ります。
まず、僕の目の状態について下記の説明を受けました。
・レーシックは不向き(受けるのであればICLがいい)
・視力検査で視力1.5に調整したときの度数は左目-8.0 右目-8.5
・日本人の近視の平均は-2.0であるため、数値が4倍程度低い
・角膜の厚み 右目が566㎛ 左目が560㎛
・日本人の角膜の厚みの平均は530㎛とのこと
・角膜の厚みは平均値より高いが、近視が強いため角膜を削りすぎてしまう(レーシックの場合)
・眼内コンタクトを入れる際に必要な目の隙間【前房深部(ACD)】 右目3.53mm 左目3.44mm
・前房深部は2.80mm以上あれば眼内コンタクトを挿入することが可能であるとのこと
言われたことを書き出しました。
角膜の厚みや前房深部といった説明は難しく感じましたが、数値や図を用いた説明のおかげでイメージをつかむことができました。
健康診断ではここまで数値化されないため、目の状態が把握できてよかったです。
また、話を聞いていると担当の看護師さんとその旦那さんもICL手術を経験済みであると教えていただきました。
看護師さんについては半年前にICL手術を受けたということで、感想を聞いてみました。
僕の周りにはICL手術の経験者がいなかったので、生の意見を聞くことができて嬉しかったです。
続けて、ICLについての補足説明を下記書類を確認しながら受けました。
内容に理解し署名まで済ませると、再度待合室で待機するように命じられました。
医師の検査 10分
待合室で10分程度待っていると、医師から呼ばれ再び検査室へ。
この時点で、散瞳薬が効いているため手元がボヤボヤと焦点が定まらない感じがしました。
医師の検査は簡易的ではありましたが、眼球を見てもらいました。
そして、ICLは適応可能である旨が伝えられました。
次回の予約等 10分
検査室を退出し、窓口へ。
窓口では
- 2回目の検査日の予約
- 2回目の検査は散瞳薬の点滴はない
- コンタクトの使用制限について(近視コンタクトの場合検査の3日前から外す)
- 2回目の検査でレンズ代(両目19万円)の支払いあり
- 手術同意書の交付
といった内容が伝えられ、病院を後にしました。
感想
今回はICL手術を受けるために必要な目の精密検査を行いました。
普段の検診ではわからない目の状態を知ることができ良い経験になりました。
また、無料検査であるにもかかわらず、担当してくれた看護師さんが親身に相談に乗ってくれたのでICL手術に関する不安が和らぎました。
一点、検査を終え帰宅する際に散瞳薬を点滴しているため光が眩しく滲んで仕方なかったです。
くらくらするため、夕日はもちろん、車や建物、川等から反射する光を直視しないように気を付けていました。
僕は不格好ながら、メガネの上にサングラスをかけて対応しました。笑
サングラスを用意しておくと移動が楽になると思います。
なお、薬の効果は5時間程度で翌朝には瞳孔は元に戻っており、目の違和感等もありませんでした。
次回は、2回目の検査について記載します。
コメント